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命をかけた謎のゲームに参加する男たち。針葉樹と雪。雪が降り続いている。雲間の空には輪を持つ巨大惑星が浮かび、どうやら舞台は地球ではないようです。いったいなぜこのようなゲームに参加することになったのでしょうか。主催者は誰なのでしょうか。そしてそもそも、この主人公は誰なのでしょうか。「酸素残量、9分……」抑揚のない声がヘルメットの中いっぱいに響きわたります。

Project Skyborn - short film from Marko Slavnic on Vimeo.


衝撃の結末というか、予想通りの結末というか、カフカ的な不条理を絵に描いたような世界です。しかし、不条理ではありますが、不条理なりにルールがあるようなので、作中から読み取れたそれを書き出してみましょう。

  • プレイヤーは2人
  • 空からプレイヤーが送り込まれてくる
  • 1回のプレイ時間は20分間
  • 20分の内に相手を倒す
  • 武器は銃
  • ゲーム開始から10分間は銃が撃てない
  • 相手を倒すと20分間呼吸可能な量の酸素が供給される
  • 相手を倒さないと20分で酸素が尽き、自分が倒れてしまう(話し合いをして戦わない選択は出来ない)

こうして列挙してみると、けっこうゲームとしては考えてあることが分かります。しかしそれにしても、堂々巡りになりますが、いったい何のために戦っているのでしょうか。意味などなかなか見つけづらい状況で生きているというのはいまのこの世でも同じといえば同じです。写真の女性との思い出が関係していそうではありますが、謎が多すぎます。最後の部分でぎりぎり、繰り返しから抜け出せる予感のようなものが示されているようで、そこがせめてもの救いになっています。


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via: vimeo / Marko Slavic