満艦飾

風景、都市、科学、動物、オカルトなどなど。 世界のウェブサイトを巡りおもしろく感じた話を日本語にしてお送りします。

2014/06

いまいち盛り上がりに欠ける誕生日パーティー。だからと言ってこっくりさんはやらない方が良かったのに……。少女らが過ちを悔いるコミック。

Just some girls havin’ a party
UP and OUT


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誕生日パーティーを開いてはみたもののいまひとつ盛り上がらない。ここはひとつバーンと思い切ったことをやりますか。というわけで、女の子たちが始めたのがこっくりさん。こっくりさんのことを英語ではOuija (ウィジャ) と言います。Ouijaで使うアルファベットが書かれた板はOuija board (ウィジャボード) です。

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異世界の奇妙奇天烈な生態系が保護されている巨大温室。そこを実写で紹介するSF短編映画です。動物たちが……本当に不思議すぎて、ずっと見ていても飽きません。

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1984年に発見された不思議な生態系、アンガタ。イブリスはその研究と保護とを目的に建てられた特別な施設です。外見は巨大な温室のようですね。中はさらに広大で、熱帯の湖から寒帯の氷った大地まで、はたまた回遊水槽のある水族館までを内部に包含しています。あるいは異世界へのポータルなのか……。
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麻薬王がアフリカから密輸したもの、それはカバ。南米にいるはずのないカバが増えに増えています。解決するのはいったいどうしたら……。

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photo: wikimedia カバの口
つい先日サッカーW杯で対戦し、日本が完敗を喫した南米の国、コロンビア。そのコロンビアが人口過剰問題に直面しているようです。といっても、正確には「人口」ではなく、えー、「河馬口」……。カバの口とはなんとも話が出来すぎていますが、ある有名な麻薬王が飼っていたカバの数が増えすぎているのです。麻薬王パブロ・エスコバル (1949-1993) は1980年代、娯楽のために自宅の敷地内に動物園を建設しました。世界各地から珍しい動物を密輸したのですが、そうした中に、オス1頭とメス3頭のカバも含まれていました。麻薬王がこの世を去ってから20年が経ちますが、カバにとってコロンビアの地は実に暮らしやすい環境だったので、その間に数がどんどん増えました。故郷のアフリカでは干ばつによって群の頭数が調節されるのですが、コロンビアには干ばつはないからです。2006年には16頭だったものが、概算によると、2014年現在では50頭から60頭に増えていると考えられています。その主たる生息地はエスコバルの作った12の人造湖のうちの1つです。しかし12頭ほどが近くのマグダレナ川へと脱走しているのが確認されました。これはさらに多くが脱走しているかも知れないことを意味します。2009年には、1頭のカバが100km離れた地点で見つかりました。
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一輪、一輪、また一輪。花々が見ている前でどんどんと開いて行きます。ゴージャスな気分、官能的な気分に浸れる開花タイムラプス。

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ひたすら開いていく花を撮影したタイムラプス動画です。9ヶ月かけて5万枚の写真を撮った成果だということです。登場する植物は、百合、ハイビスカス、なでしこ、蘭、タンポポ、アイリス、マーガレット、アルストロメリア、牡丹、ニゲラ、等々。初めてのタイムラプス作品だそうですが、花の中にぽんとタンポポの綿毛を混ぜるなど、楽しいセンスを感じます。また花イコール花びらではなく、おしべやめしべが開花と共にさまざまな表情を見せて変化していく、そういった部分にも着目しているようです。気に入ったと言えば……回転しながら開く二輪のなでしこがきれいでしたね。
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人類は5万年前も踏ん張っていました。人類最古のう○ちがスペインで発見される。何を食べていたのかが分かったようです。

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photo: sci-news.com 洞窟で暮らすネアンデルタール人の集団 (想像図)
およそ5万年前のスペイン。一人のネアンデルタール人が焚火の近くでしゃがんでいました。そのネアンデルタール人がその場に残したあるものによって、5万年後、すなわち今日の科学者が非常に興奮することとなりました。いままで見つかった中で最古の人類のう○ちです。それによってネアンデルタール人の食生活に関して重要な知見が得られました。ネアンデルタール人は完全な肉食だったということはなく、根菜、塊根、ベリー類、木の実といった植物性の食物も多く摂っていたことが分かりました。ネアンデルタール人の歯に植物質の何かが付着していたといった発見は、これまで既になされていました。しかし研究者によると、食物の入口ではなく出口でなされた発見の方が、より決定的だということです。
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