満艦飾

風景、都市、科学、動物、オカルトなどなど。 世界のウェブサイトを巡りおもしろく感じた話を日本語にしてお送りします。

2014年08月

光輝く夜明け、薄霜の置く朝、二重の虹。アメリカの大平原に連なるパルース地帯の、息を呑むほど美しい風景。

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photo: MailOnline / Chip Phillips
チップ・フィリップス (Chip Phillips) による、米ワシントン州のパルース (Palouse) と呼ばれる地域の写真集です。氷河によって形成された、緩やかに連続する丘陵地帯がワシントン州、アイダホ州、オレゴン州の3州にまたがって広がっています。この特異な地形と景観とを持った地域はパルースと呼ばれ、大規模な農業地帯となっています。
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シベリアの凍てつく大地に刻まれた巨大な円。プラチナ、金、銀など貴金属が塊をなして転がっているという。

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photo: wikimedia
ロシアのオホーツク海沿岸、やや内陸寄りに位置するコンデール山塊 (Кондёр, Kondyor Massif) はほぼ完璧な円形をした地質構造で、オホーツク市からは西南西に約600km、ヤクーツク市からは東南に約570km離れています。札幌からは北北西に約1670kmです。上空からは衝突クレーターや火山のカルデラのように見えますが、コンデール山塊はそのどちらでもありません。地質学的には「貫入」と呼ばれる構造なのです。
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世界最長645mのターバンを頭に巻く男。ギネスの認定待ち。とにかくきれい、宗教的情熱を突き詰めた先に究極のお洒落があった。

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photo: mirror
インド、パンジャブ州パティアラに住む敬虔なシク教徒、アヴタール・シング・マウニ (Avtar Singh Mauni) は毎朝6時間をかけて頭にターバンを巻きます。その長さはなんと645m。『ギネス・ワールド・レコード』によれば現在の世界記録は400mなので、公認されれば記録が大幅に更新されることになります。最初は150m、次に250m、365m、465mと徐々に長さを伸ばしていったそうですが、掛かった時間が16年。いつのまにか60歳に達していました。ターバンの重さが約45kg、鎖、腕輪、剣など全てのアクセサリーを含めると85kgをその身体に帯びています。
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イギリス海峡に面した白亜の崖、ビーチーヘッド。ドローンで上空から撮影してみればこの開放感。どこまでも、どこまでも。

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photo: wikimedia
ビーチーヘッド (Beachy Head) はロンドンの南方約90km、イギリス海峡に臨む白亜の崖がゆるやかに弧を描きながら、岬のように海に突き出した場所です。保養地で有名なブライトンからは東方に約30km離れています。白亜 (チョーク) の崖は最も高い部分で海面から162mほどそびえています。白亜とは固まっていない石灰岩を指し、イギリス海峡に面したこの地域の白亜はすべて微生物の化石からできています。つまり、膨大な量の微生物の化石が高さにして162mも積み重なっているわけです。形成されたのは白亜紀後期。そう、白亜紀の「白亜」とはこの白亜から取られているのです。
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イングランド、テムズ川河口に建つ要塞が絶賛売り出し中。築160年、干潟と海と空とをたったひとりで守り抜いてきた孤独の要塞。改装すれば魅力的な都市型住居に変身。

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photo: flickr / Si Gardner
テムズ川1番地という住所を持つ要塞が、ロンドンの約60km東方、メドウェイ川がテムズ川に合流する地点に建っています。その名もグレイン要塞。1855年、ナポレオン戦争の余波の中で、フランスの侵攻があった場合の守りとして設置されたものです。グレイン島という人工の島の上に建っており、周囲は一面の干潟になっています。アクセスは干潮時に水面下より現れる一本の道のみ。それも途中で崩れている箇所があるので、ぬかるむ泥の上を歩いて渡らなければなりません。
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