BBCが野生動物観察用に開発したスパイポッドが驚くべき成果を上げています。
今回はイルカが対象ということで、ウミガメ、マグロ、イカ、オウムガイなど海の仲間たちを模したスパイポッドが勢ぞろいです。
かなり精巧に出来ていて、本物そっくりに動きます。
目や口に当たる部分にカメラが仕込まれています。
人間が近寄ると相手は警戒しますが、見たことのある生物ならば受け容れられやすいとか。より「素」に近いイルカの行動が観察できるのでしょう。
おそらくこのスパイポッド、007ジェイムズ・ボンドとMI6が開発にかかわっていますね。
ウミガメの、首を持ち上げれば海上、下げれば海面下が撮影できるという機構には感心しました。
マグロはどうなんでしょう。キモイですよね。
あんなのが泳いできたらキャーと言って逃げますよね。
トロの源じゃなくて純粋に魚として見れば似ているのかも知れません。
2013年は無人偵察機がずいぶんと騒がれましたが、こうした生物型のスパイポッドもまた無人偵察機の一種ではあるわけです。
この分野がどこまで発展するのか、いよいよ目が離せなくなりそうですね。
via: BBC
via: Youtube(1, 2)