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1934年4月21日付のThe Daily Mail紙に史上初めて掲載されたネッシーの写真
1925年に記録が取られ始めて以来、ここ一年半というものは、「確認」された目撃情報のない最大の空白期間となっている。記録を管理しているスコットランド人のゲーリー・キャンベルにはそれが心配の種となっている。「非常に気がかりな状況でして、ネッシーがどこに行ったのか私たちにも分かりません」とキャンベルはBBCに語った。「21世紀に入ってから目撃情報は減り続けていますが、まったく目撃されないのは約90年間で初めてのことです」。昨年提出された、ネッシーらしいとされる三件の写真はそれぞれ、波、鴨、そしてネス湖ではない場所で撮られた一枚だったことが判明した。
しかし総数1036件に及ぶ目撃情報を統括するキャンベルによると、ネッシーは単に休暇を取っているだけだという。「ネッシーはちょっと一休みしているだけで、今年はまた勢いを盛り返して来ると確信しています」と彼は言う。LiveScienceに寄稿した中でベンジャミン・ラドフォードは、約32kmの長さがあるネス湖には海や他の湖水へと流出する河川がないので、「ネッシーと呼ばれる生物はネス湖に閉じ込められていると思われる」と書いている。そう、「生物」なのだ。もしネス湖の怪物が実在するならば、それは一個体のみではないはずだとラドフォードは述べている。

一方、Scotsman紙によると、イギリスの「白魔女の高僧」は今回の件に関して異なった見解を持っているという。「ネッシーは恐竜の幽霊であり、それがネス湖でよく目撃されているのだと個人的には考えています」と高僧は語る。「しかしその生物の霊が近年あまりにもひどく扱われるようになってきたので、除霊を実施することにしたのです。結果として目撃情報が途絶えました」。高僧によると、除霊は夏頃に解除する予定だという。

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photo: flickr / Alex Mitchell
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photo: flickr / Alex Mitchell
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photo: flickr / johnathon.brock
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photo: flickr / Adam McCracken
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photo: flickr / Paul Richards
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photo: flickr / Randy Finch




via: Newser
via: LiveScience
via: BBC
via: Scotsman