満艦飾

風景、都市、科学、動物、オカルトなどなど。 世界のウェブサイトを巡りおもしろく感じた話を日本語にしてお送りします。

航空機

旅客機の操縦席にカメラを設置して撮影した動画。こんなに全部撮ってしまっていいの、と心配になります。"Fly. A Metaphor for Life."

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「飛行は人生のたとえだ」と銘打たれた動画です。旅客機の操縦席から見える風景がたくさん収録されています。雲海の上ですれ違う旅客機、後を追う旅客機。夜の空港の風景、オレンジ色に灯る計器板。雪の山脈、氷の大地。いろいろな状況、時間、都市への着陸、着陸、着陸。

美しく高揚感に満ちた世界ではありますが、これが人生のたとえで良いのかというと、そんなにうまくは行くまいと茶々を入れたくなる気持ちも半分ぐらいはあります。ただ、人生はこのようにして生きたいものですね、という呼びかけと捉えると、まあ、そりゃこういう感じで出来たらやってみたいよね、と、全体の雰囲気はすごくよく分かってしまうのです。
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水上機を駆ってカナダの広大な森林地帯を飛び回ろう。ここまでクール、ここまで爽快な職業もあまりないと思われます。見ているだけで気持ちイイ。

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カナダには軽飛行機を使ったタクシー業があります。道路がなく、互いに隔離され、空か海かからしか到達できないような場所に人と物資とを運ぶ仕事です。そうした原野に分け入って行く場面で活躍する飛行機を「ブッシュプレーン」と呼びます。「ブッシュ」とは、やぶとか茂みとか未開発地帯とか荒野とか奥地とか、とにかく植物がたくさん生えている場所を指します。カナダの場合は針葉樹の梢をかすめて奥地へと向かう、野性味溢れたフライトとなります。そうした機体を飛ばす操縦士は「ブッシュパイロット」です。
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イギリス空軍の航空アクロバットチーム、レッドアローズが創立50周年を迎え、ヨーロッパ各国のチームを招待して混成飛行をする

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1964年に結成され、今年創立50周年を迎えたイギリス空軍の曲技飛行団レッドアローズ。イギリスのフェアフォード空軍基地で開催された航空ショーで展示飛行を行いました。レッドアローズの隊形の中に、他国の曲技飛行団から招待された機が組み込まれて飛行するという、工夫された趣向となっています。
  1. パトルイユ・スイス (スイス空軍) 1964年~
  2. パトルイユ・フランス (フランス空軍) 1931年~
  3. フレッチェ・トリコローリ (イタリア空軍) 1961年~
  4. ブライトリング・ジェットチーム (民間の時計メーカー) 1980年代~
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梅雨雲の上に出て成層圏をどこまでも。心地よい音楽とともに空を渡り、最高に爽快な気分になれる"humeur aériennes"。

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撮影の背景その他よく分からないのですが、飛行機に長時間乗って、空や地上の風景をたくさん収めた動画です。インドのムンバイ、コロンビアのボゴタ、アメリカのシカゴと3都市を巡っているようです。小気味良く切り替わっていく場面場面を眺めている内に実際に旅客機で飛んでいるような気分にさせられます。眼前に、眼下に、次々と自然が、都市が、雲が、展開していくこの感覚は、想像ではありますがパイロットが体験する日常に近いのではないかと、そのようなことを考えました。
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ドローンによる競技飛行、曲技飛行。これは楽しそう。宙返りはできないのかな、ぜひ挑戦してみて、という動画"Copter Challenge"。

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ドローンを使って曲技飛行に挑戦した動画です。ドローン (無人機) を使った空撮の面白さについてはたびたびご紹介してきましたが、メインとなっているのは、言うまでもなく、「ドローンで何かを撮影する」ということです。ドローンが撮影機材のひとつとして、道具として、手段として使われている。でもこの動画では、ドローンそのものを自由自在に操縦する楽しみが前面に押し出されています。ドローン飛ばすことそれ自体が目的となっているのです。考えてみれば、ドローンも (人は乗れないけれど) 乗り物の一種ですし、人は乗り物があればそれで競技をしようとするものですから、こうした活用方法が出てくるのも時間の問題だったと言えるでしょう。
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