満艦飾

風景、都市、科学、動物、オカルトなどなど。 世界のウェブサイトを巡りおもしろく感じた話を日本語にしてお送りします。

古生物学

古武士の風格。塩水性アメリカン・クロコダイルが身にまとう恐竜時代の威圧感。われわれがネズミだったころの記憶。恐るべきワニの水中動画。

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ウォータードラゴンすなわち水龍、またの名を蛟龍。文字通り水に棲む龍の姿を捉えた動画です……というのは冗談で、塩水に暮らすアメリカン・クロコダイルをメキシコ南部で撮影したものだそうです。ワニというと大抵は水辺で長くなっている姿か、水中に潜んで目と鼻だけ水面に出している姿を私たちは見ているわけです。このようにワニと同じ水に入り、ワニの視点で、ワニの傍に寄って撮影した動画はあまり見たことがないので、新鮮な心地がします。
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マンモスの歯を「州の化石」にしようとしたところ、8歳の女の子のお願いなどそっちのけ、創造論者が旧約聖書創世記の記述を法案に入れろと騒ぐ。

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photo: wikimedia コロンビアマンモスの骨格
米サウスカロライナ州のオリビア・マッコーネル、8歳はサウスカロライナ州に「州の化石」がないのを憂いていました。全米50州のほとんどには「州の化石」があり、それがないのはサウスカロライナ州を含めて9州しかなかったからです。何かとてつもなく大事なものが欠けている。そう感じたオリビアは、マンモス(正確に言うとケナガマンモスの亜種のコロンビアマンモス)を州の化石にしてもらおうと、州下院議員のロバート・リッジウェイと州上院議員のケヴィン・ジョンソンに手紙を書きました。議会で承認を経ないと公式の「州の化石」にはなれないからです。
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掘ってきた化石を博物館の化石と合わせてみたら、ぴったり合ってしまい、もともとは1つだったことが判明。165年間、モンスター級巨大ウミガメの化石が眠っていました。

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アトラントケリス想像図
米ニュージャージー州のアマチュア化石ハンターグレゴリー・ハーペル (Gregory Harpel) が、同州モンマス郡のとある小川でサメの歯の化石を探していたところ、それとは比較にならないほど貴重な、別の種類の化石を発見しました。古代に生きた巨大なウミガメの骨です。ウミガメの前肢を構成する上腕骨、末端側の約半分が出てきました。川底に露出していたのを掘り出したものです。

ハーペルは最初そこまで正確には分かりませんでしたが、何かの化石だという知識はあったので、ニュージャージー州立博物館に持ち込みました。博物館では、それがウミガメの上腕骨、末端側であると分かりました。しかしより詳しく同定するには、他の標本の骨と比較してみる必要があります。
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