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photo: wikimedia
朝型の人と夜型の人とを比べた場合、なんとなく朝型の人の方が真面目で信頼できるように感じる——そんな風に思ったことはありませんか。だとしたら、それは間違っています。ジョンホプキンス大学のブライアン・グニア (Brian Gunia) らが発表した論文、「ヒバリとフクロウの倫理」 (The morality of Larks and Owls) によると、人の倫理的傾向は、その人のクロノタイプ (時間型) と大きく相関しているのです。クロノタイプというのは、いつ眠り、いつ起きているのがその人にとって自然な状態であるかという傾向のことを指します。その人にとって起きているのが自然な時間帯から外れたとき、人は嘘をつく傾向がかなり強くなるということです。これは実験対象となった200人の大部分について真でした。したがって、朝型の「ヒバリ」さんは夜に不正直で、夜型の「フクロウ」さんは朝に不正直であるということになります。
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