満艦飾

風景、都市、科学、動物、オカルトなどなど。 世界のウェブサイトを巡りおもしろく感じた話を日本語にしてお送りします。

オレゴン州

光輝く夜明け、薄霜の置く朝、二重の虹。アメリカの大平原に連なるパルース地帯の、息を呑むほど美しい風景。

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photo: MailOnline / Chip Phillips
チップ・フィリップス (Chip Phillips) による、米ワシントン州のパルース (Palouse) と呼ばれる地域の写真集です。氷河によって形成された、緩やかに連続する丘陵地帯がワシントン州、アイダホ州、オレゴン州の3州にまたがって広がっています。この特異な地形と景観とを持った地域はパルースと呼ばれ、大規模な農業地帯となっています。
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オレゴン州ポートランドの男性が免停をくらう——33年前の違反で今になって。

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photo: wikimedia
米オレゴン州ポートランド在住のケビン・ベリーは、8月上旬、ミルウォーキーで車を運転していた際に警官に停車を命じられました。スピード違反で切符を渡されるのかと思っていたところ、警官が意外なことを言い出しました。ベリーの免許証は一週間前に失効しているというのです——33年前の違反切符が原因で。「馬鹿げていますよ」とベリーは言い、何十年間も問題なく免許を更新してきたのだと付け加えました。実はベリーは1981年に違反切符を貰うはずだったのですが、名前のつづり"Berry"を入力する際に打ち間違いがあり、「バーディー (Berdy)」で登録されてしまっていたのです。その違反の件はそのまま該当人物不明となっていました。
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ニワトリはなぜ道路を渡ったか——ポートランドの警察が動機の解明に失敗する。ニワトリが道路を渡っていたのを通報した人がいるという、のんびりしたニュース。

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photo: geograph.org.uk
オレゴン州ポートランドにふさわしい事件 (?) と言えるかも知れません。8月10日月曜日の夕方、ポートランドのとある市民が、緊急用ではない回線を使って通報してきました。ニワトリが道路を渡っているというのです。心配になったからというその市民、次のように話を切り出しました——「はい、えーと、これは実はいたずら電話ではないのですが……」。
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脳食いアメーバ、人食いバクテリア、空気感染ペスト……アメリカでほとんど同時に発生した笑えない感染症。

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photo: wikimedia アメーバ (amoeba proteus)
まずは脳食いアメーバ。

水に入って遊ぶのが大好きだった9歳の女の子。水を愛したその果てに哀しい結末が待っていました。少女の家族は今回の出来事を「10億分の1」の確率と呼んでいます。米カンザス州スプリング・ヒルのハリー・"バグ"・ユストは、俗に「脳食いアメーバ」と呼ばれる原生生物による感染症にかかり、命を落としました。感染は主に温暖な気候下で淡水に入ることで起きます。ハリーはここ数週間、4つの異なる湖沼でウォータースキーをしていました。したがって、正確にどこで感染したかは分からないものの、ウォータースキー中に水がハリーの鼻孔の奥に入り、その水に含まれていたアメーバが脳に到達したものと考えられています。

州の当局者の話によると、正式には原発性アメーバ性髄膜脳炎と呼ばれるこの感染症にかかる確率は、10億分の1とまでは言えませんが、比較的珍しいことは確かです。1962年から2013年までの間に、アメリカでは132例が記録されています。発生場所は主に南部の州で、発症したらまず助かりません。こうした低確率を踏まえた上で、ハリーの両親は、娘は水を愛していたのであり、「娘の命を奪ったこの珍しい感染症に脅えて暮らすようなことは、どうかなさらないで下さい」と語りました。
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