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photo: flickr / C Hanchey グレイブス島灯台
風変わりな別荘として灯台を購入してみませんか。売り手はアメリカ政府だというのですからなかなかです。アメリカ政府は2000年からの14年間で、旧式化したり、不必要となったりした灯台約100基を処分してきました。その内68基は保存会などに無償で払い下げられ、36基はオークションに掛けられました。灯台の処分を担当する政府内の部署では、譲渡や売却の明確な目標基数はないと述べていますが、米沿岸警備隊の広報官によると、同隊では「既に重要性が薄れた」71基について退役させたいと考えているようです。これらは歴史的価値がある建造物と言えますが、譲渡後の運命について心配する必要はありません。比較的容易に近づけるものについては、美術館、個人の邸宅、民宿などに生まれ変わることが多いようです。しかし少なからぬ手入れが必要なものや、文明から隔絶された場所にあるものは、オークション部門へと回されることになります。
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