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photo: wikimedia
トルクメニスタンの砂漠の真ん中で、炎を吹き出す穴が40年間も燃え続けています。消そうとする試みも、大してうまくいっていません。ダルヴァザ (Darvaza)・ガス・クレーターと呼ばれるこの穴には「地獄の門」あるいは「地獄への扉」という別名が付いています。1971年からカラクム砂漠で燃え続けているのですが、そもそもの発端は、当時ソ連の一部だったこの土地に科学者が油田を探しに来たことでした。ドリルで地面に穴を開けて調査し始めた場所が、天然ガスが大量に溜まった洞窟の真上だったのです。ドリルなど調査機材一式の重さに耐え切れず、洞窟の天井が崩れて、全てが穴の中に落ち込んでしまいました。
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