1024px-Blencathra_from_Castlerigg
photo: wikimedia
イングランドの伝統あるロンズデール伯爵家。このほど、第8代ロンズデール伯爵ヒュー・クレイトン・ラウザー (Hugh Clayton Lowther) がその膨大な所有地の一角を売る決断を下したようです。約3億円の値札が付けられたその土地には2つの特典が付いてきます。まずは山です。ブレンカスラ (Blencathra) という標高868mの山がこの土地にはうずくまっているのです。もうひとつは称号です。この土地の所有者には「スレルケルドの荘園領主」という称号が付随することになっています。英語で書くと"Lord of the Manor of Threlkeld"です。土地を買えば自動的にLordになれるというわけです。スレルケルドというのは山の南麓にある集落で、元々はそこの名主的存在を意味したのかも知れません。
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