満艦飾

風景、都市、科学、動物、オカルトなどなど。 世界のウェブサイトを巡りおもしろく感じた話を日本語にしてお送りします。

南米

麻薬王がアフリカから密輸したもの、それはカバ。南米にいるはずのないカバが増えに増えています。解決するのはいったいどうしたら……。

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photo: wikimedia カバの口
つい先日サッカーW杯で対戦し、日本が完敗を喫した南米の国、コロンビア。そのコロンビアが人口過剰問題に直面しているようです。といっても、正確には「人口」ではなく、えー、「河馬口」……。カバの口とはなんとも話が出来すぎていますが、ある有名な麻薬王が飼っていたカバの数が増えすぎているのです。麻薬王パブロ・エスコバル (1949-1993) は1980年代、娯楽のために自宅の敷地内に動物園を建設しました。世界各地から珍しい動物を密輸したのですが、そうした中に、オス1頭とメス3頭のカバも含まれていました。麻薬王がこの世を去ってから20年が経ちますが、カバにとってコロンビアの地は実に暮らしやすい環境だったので、その間に数がどんどん増えました。故郷のアフリカでは干ばつによって群の頭数が調節されるのですが、コロンビアには干ばつはないからです。2006年には16頭だったものが、概算によると、2014年現在では50頭から60頭に増えていると考えられています。その主たる生息地はエスコバルの作った12の人造湖のうちの1つです。しかし12頭ほどが近くのマグダレナ川へと脱走しているのが確認されました。これはさらに多くが脱走しているかも知れないことを意味します。2009年には、1頭のカバが100km離れた地点で見つかりました。
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パタゴニアの雄大な風景を眺めて、梅雨やもろもろの鬱陶しさを吹き飛ばそう。スーパークールなタイムラプス"Patagonia"。

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サッカーに負けてなんとなく面白くない……そうした憂鬱な気分を吹き飛ばすのに最適な動画です。なにしろ景色が雄大かつ峻厳です。W杯で負けたぐらいで小さい小さい。世界の骨、世界の真実が顕わとなっているこの風景を見よ。氷河から湧き出す冷涼な空気を肺一杯に吸い込んで、吐いて、吸い込んで、吐いて、悪い「気」を体内から追い出してしまいましょう。
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楽しいです。自分自身を追いかけて南米大陸各地を巡る動画。単純な仕掛けだけれども引き込まれて見てしまいます。背後に展開する南米の風景もきれいです。

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アイタタタタタ……いきなりみぞおちを殴られてしまいました。これは痛い、痛すぎる。いったい誰だ、やったのは——苦しい息を吐きながら目を上げると、なんと、そこには。自分がいたのです。えっ、どういうこと。わけが分からないけれど、とにかく相手は笑いながら逃げていきます。こうなったら追いかけるしかないでしょう。自分だったら許せ……いや、許せない。むしろ余計に腹が立つかも。
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