満艦飾

風景、都市、科学、動物、オカルトなどなど。 世界のウェブサイトを巡りおもしろく感じた話を日本語にしてお送りします。

地中海

ストロンボリッチオ島の灯台。火山の残骸のてっぺんに、ちょこんと乗ったかわいい灯台。

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photo: flickr / Maritè Toledo
ストロンボリッチオ島 (Strombolicchio、別名小ストロンボリ島) は、ブーツの形をしたイタリア半島のつま先あたり、ティレニア海に浮かぶストロンボリ島の北東約2kmに位置する、火山性の海食柱です。島は浸食に強い玄武岩で出来ており、海面から50mほどの高さで突き出し、面積は約300平方メートルです。ストロンボリッチオは岩頸 (がんけい、火山の火口に通じるマグマが固まったもの) で、ストロンボリ島本体と同じ地質学的構造の上に乗っています。ストロンボリ島が生まれる前に存在していた火山によって作られたと考えられています。この場所での噴火は約20万年前に止み、火山活動の現場は約3km南西へと移動して行きました。
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早く梅雨とおさらばしたい。地中海性気候に属する土地の風景を見て、精神と脳のひだひだを乾燥させましょう。カタロニア地方の小都市、ジローナが登場します。

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スペイン、カタロニア地方の都市ジローナを中心とする地域はジローナ県と呼ばれているのですが、その各地の魅力的な風景を題材にしたティルトシフト動画です。位置的には、南にバルセロナ県、北にフランスと接し、東は地中海、西はピレネー山脈の高地に至るという、海あり山ありの変化に富んだ地形をしています。
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島の遺跡に柱は建っていなかった。2億円で売り出し中の地中海の島の真実 (昨日の続き)。

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photo: flickr / mauro sanna マル・ディ・ヴェントレ島とその海
昨日お伝えした地中海で売りに出されている島ですが、その後さらに調べを進めた結果、いろいろと情報が間違っていた部分、そして新たに分かった部分がありますので加筆訂正します。

まず島の名前ですが、"Mal di Ventre" (マル・ディ・ヴェントレ) すなわち「腹痛島」とお伝えしましたが、この島はサルデーニャの言葉で"Malu Entu"あるいは"Malu Ventu" (表記の揺れはあるものの、酷い風の意)と呼ばれているのだそうです。西方からミストラル (フランス南部から吹き下ろす、乾燥した北風) が吹き付けると昨日も書きましたが、島には一本も木が生えていないことからも、風の強さ、過酷さが窺い知れます。
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地中海の無人島が約2億円で売りに出される。ローマ時代の遺跡と井戸付き。家を建てればすぐに住めます。

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photo: mailonline
マル・ディ・ヴェントレ島は地中海のサルデーニャ島西方に浮かぶ個人所有の島です。それが売りに出されています。地中海の島が売りに出されるのはかなり珍しいと言えます。価格はなんと約2億1千万円 (120万ポンド)。大都市の中心部に物件を買うことに比べたら格安です。

サルデーニャ島北東部にあるポルト・チェルヴォは高級リゾート地として有名ですが、そこではどんなに安い別荘でも18億円程度はします。そこから210kmほど離れたマル・ディ・ヴェントレ島ならば2億1千万円。完全な無人島で、羊飼いの住居跡が散見される程度です。面積は約80ha、最も長い部分の差し渡し約2km、最高点の海抜は18mほどです。
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トルコの地中海沿岸の町アンタルヤ。冬景色に思索が、旅情が、深まって行く動画。

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以前にもご紹介したトルコの地中海沿岸の町、アンタルヤの冬景色です。
このあたりは地中海性気候ですから夏に雨が降らず冬に降ります。
人がいない冬の観光地の風景はとても魅力的ですが、そこに雨が加わると寂寥感もひとしおです。なにやら意味深な中年男性も、風景の一部としてではありますが登場しますし、物語の隠れた一節が目の前で展開して行くといった風情を感じます。
この辺りは古来よりレバントと呼ばれ、歴史が何層にも積み重なった地域ですから、少し目を閉じるだけで……。
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