満艦飾

風景、都市、科学、動物、オカルトなどなど。 世界のウェブサイトを巡りおもしろく感じた話を日本語にしてお送りします。

微生物

顕微鏡下の万華鏡——珪藻アートのめくるめく世界

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ロシアで採集された珪藻をスライドガラス上に並べた標本写真。1952 by A.L. Brigger.

カリフォルニア科学アカデミーは世界でも有数の規模を誇る自然史博物館です。この博物館には単細胞生物である珪藻(けいそう)の珍しいコレクションが収蔵されています。

肉眼では見えないほどの大きさである珪藻を、顕微鏡を使って美しく配列させた標本です。珪藻は殻に覆われていますが、殻が中心から放射状に広がるものと、一本の軸がありそこから左右対称に広がるものとがあります。それら形状の違うものを幾通りか組み合わせて並べ、美的鑑賞に堪えうる「作品」に仕立ててあります。
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顕微鏡写真の美しさにしばし恍惚。小さな小さな対象物の、色もきれいだけど形がすごい。

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Dr. Igor Siwanowicz
HHMI Janelia Farm Research Campus
Ashburn, Virginia, United States
Specimen: Open trap of aquatic carnivorous plant, humped bladderwort Utricularia gibba, with single-cell organisms inside.
Technique: Confocal imaging, 100x


世界各国から魅力的な顕微鏡写真を集めて審査する、オリンパス・バイオスケープ・コンテストの結果がこのほど発表されました。
2013年で第10回を迎えた同コンテスト。「科学と芸術の結合」を見事に実現した入賞作品の中から、いくつかを選りすぐってご紹介します。
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