満艦飾

風景、都市、科学、動物、オカルトなどなど。 世界のウェブサイトを巡りおもしろく感じた話を日本語にしてお送りします。

火山

ストロンボリッチオ島の灯台。火山の残骸のてっぺんに、ちょこんと乗ったかわいい灯台。

strombolicchio-4%255B6%255D
photo: flickr / Maritè Toledo
ストロンボリッチオ島 (Strombolicchio、別名小ストロンボリ島) は、ブーツの形をしたイタリア半島のつま先あたり、ティレニア海に浮かぶストロンボリ島の北東約2kmに位置する、火山性の海食柱です。島は浸食に強い玄武岩で出来ており、海面から50mほどの高さで突き出し、面積は約300平方メートルです。ストロンボリッチオは岩頸 (がんけい、火山の火口に通じるマグマが固まったもの) で、ストロンボリ島本体と同じ地質学的構造の上に乗っています。ストロンボリ島が生まれる前に存在していた火山によって作られたと考えられています。この場所での噴火は約20万年前に止み、火山活動の現場は約3km南西へと移動して行きました。
続きを読む

こんな小さな島に完璧な円を描くカルデラが。空想と現実の間に浮かぶ不思議の島、ヴィラ・フランカ・ド・カンポ小島。

islet-villa-franca-5%255B6%255D

大西洋の真ん中に浮かぶ火山島群のアゾレス諸島。ポルトガル領のこの群島は9つの島からなり、本土から約1400km離れた沖に位置しています。9つの島の内で最も大きいのがサンミゲル島です。東西90km、南北10kmほどのこの島の中央部、その南岸に、ヴィラ・フランカ・ド・カンポ(Vila Franca do Campo)という名の人口5千人ほどの村があります。

この村の沖合い約500mほどのところに小さな島が浮いています。ヴィラ・フランカ・ド・カンポの前にあるので、そのままヴィラ・フランカ・ド・カンポ小島(Ilheu Vila Franca do Campo)と呼ばれています。写真をご覧いただけば分かるように、この島、真ん中に驚くほど丸い「プール」を抱え込んでいます。いったいどうしてこんなにきれいな円ができたものなのか……。プールの一部は縁が途切れており、そこから外海へと狭い水路が通じています。
続きを読む

サハラ砂漠の古火山、ワウ・アン・ナムス。奇観の大地、奇跡の水場。ここに入っていくキャラバンは何を思っていたのか。

1378744370_4-640x426
photo: George Steinmetz
ワウ・アン・ナムス(Waw An Namus)は北アフリカ、リビアの奥地、サハラ砂漠のど真ん中にあるクレーターです。クレーターといっても隕石が落ちた痕跡ではなく、現在は活動を停止している火山の噴火口です。直径はおよそ4km。何もない岩漠が突如として盛り上がり、そこから100mほど落ち込んだカルデラを形成しています。
続きを読む

カナリア諸島、ランサローテ島。荒削りの自然に美を探す旅。眠る火山の囁きに耳を澄まそう。"The Lanzarote Effect"

mp4_000013920

先日ランサローテ島の奇妙な葡萄畑ラ・ヘリアに関する記事を書きましたが、なんとそのランサローテ島をテーマにした動画がvimeoに上がっていました。カナリア諸島の7つの島について7人の映像作家が競演するという趣向のようです。
ランサローテ島を担当したのは、フランスを中心に活動するLea AmielとNicolas Libersalle。島の魅力を抒情詩に乗せて、余すところなく伝えています。
続きを読む

月面のような、蟻地獄のような葡萄畑が広がる島。二度の大噴火にもめげずに葡萄を植え続けたスペイン農民が生み出した絶景「ラ・ヘリア」。

8736122887_9a3e40bc8a_b
image: flickr / Lobo Estepario

アフリカ大陸北西沿岸の大西洋上に浮かぶ、スペイン領カナリア諸島。その北東端に位置するのがランサローテ島(Lanzarote)です。スペイン本国のあるイベリア半島からはおよそ1000km離れています。
年間を通じて暑く、乾燥した気候であり、一年の内で16日しか雨が降りません。
また火山島で、1730年と1736年に大噴火を起こしました。
続きを読む
フォローする
記事検索
  • ライブドアブログ