1024px-Taos_Pueblo2
photo: wikimedia
米ニューメキシコ州タオスの町では「タオス・ハム(Taos Hum)」と呼ばれる不思議な現象が観測されています。途切れることのない、ブンブンうなるような低音が聞こえるというもので、外よりも室内の方がよく聞こえ、また、昼よりも夜の方がよく聞こえるということです。最初の報告があったのは1991年の春です。

タオスの人口は約4700人ですが、全員に聞こえるわけではなく、ある調査結果によるとおよそ住民の2%が体験しています。「聞こえる人」に言わせると、どこかでディーゼルエンジンがアイドリングしているような音、というのが説明として最も近いそうです。「もはや拷問の一種で、時々大声を上げたくなる」とまで追い詰められている人もいます。
続きを読む